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クレイトン・カーショーの投球分析

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クレイトン・カーショーはドジャースの左腕エースで大リーグを代表するエースで、大リーグ史上でも数々の記録を残しています。腰のヘルニアの故障が最近、気になるところですが、故障さえなければ、大リーグ殿堂入りは間違いのないでしょう。

特徴

① 腕の角度が地面に垂直に近い。あまりいないタイプです。

② 投球フォームの途中で足の動きが一瞬止まる、2段モーションに近い投げ方です。

③ ②以降のフォームは意外にシンプルで、ここが一番大事なところです。

セットポジションからの投球は投げ方がシンプルなことがよくわかります。

④ コントロールも良く、三振も1試合2桁取れる。これは、①、③に起因していると思われます。2017年シーズンは、9月2日現在、死球率が1.5(個/9回)、三振率が10.7(個/9回)です。

⑤ 球種は多くなく、ほぼ3種類です。
下の図は2017年、4/1から8/31までのカーショーのピッチングの投球の分析データです。

フォーシーム(FF)、カーブ(CU)、スライダー(SL)です。しかし、どれもが一級品です。
フォーシーム(FF)の平均球速(Velocity)は92.9マイルで、大リーグ平均(90.39マイル)よりは上です。球の回転数(Spin Rate)は2411rpm(revolution per minute:毎分回転数)と大リーグ平均2200rpmよりも多く、回転軸は177度と地面の水平線とほほ平行で、球が沈まず、浮き上がってくる感覚を打者は受けるでしょう。
フォーシームの球のスピンによる縦方向の変化は重力が0だと仮定した場合、上に13.53インチ(大リーグ平均は9.39インチ)変化することを意味します。その差は、13.53-9.39=4.14インチです。※1インチは2.54cmです。硬式ボールの直径は2.86–2.94 インチですので、カーショーのフォーシームの軌道は大リーグ平均よりもボール1個分よりも浮き上がって打者には見えているはずです。

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