UA-86101889-1

ピッチングの基礎を学ぶ

ON LINE 会員制三角山ピッチングスクール

投球指導(中学二年)①

calendar

reload

投球指導(中学二年)①

H君(中学二年)投球分析

別ブログ「MLB投球、打撃分析」内のコメント内で、投球に関するアドバイスを依頼されましたので、投球ビデオを投稿してもらい、私なりに分析しました。

コメント内容:

初めまして!
2年前よりこちらのHPを参考にさせていただき 息子(中二リトルシニア)といろいろ研究してヒップファースト以外で全国大会に行こうと日々練習をさせていただいております。どちらかいうと上原選手のページを中心にフォームを作りました。現在120km/h前後のスピードが出て且つ安定したピッチングでチームのエースまでなることができました。本当にこのHPの賜物です。ありがとうございました。それで、厚かましいお願いなのですが、もしよければフォームを動画で見てはいただけないでしょうか?実はこの1か月間 肘の痛みが出てきており原因がわからないところなのです。チームの監督には肘を上げてヒップファーストにしないからではといわれており、我々もなんとかこのフォームで頑張りたいと思っております。もちろん私どもの責任の範囲で作ったフォームなので気になさらず アドバイス程度でも大変うれしいのでお願いできませんか?

第一印象:

前足を着地するまで投球側の腕は加速しておらず、遊んでいる。前足を着地してから、一気に曲げた肘関節を伸ばし、かつ肩関節を内旋させている。つまり、腕を振っている。典型的な手投げです。ストライドは大きいのですが、これはただ、体全体がホームプレート方向に移動しただけで、投球側の腕は前足が着地してから急激に動き始めているので、肩、肘には無理な力がかかっています。

野球界には間違った常識が通用しています。

①肘をあげる
これは、昔からの投げ方を理解していれば、自然にそうなります。
一度右肩を左肩よりも下げて、その後、右肩を上げるのではなく、むしろ左肩を下げるようにすればいいのです。

②ヒップファースト
右肩を下げれば、自然とヒップファーストになります。ヒップファーストは、オーバーハンドでは自然な形で、問題なのは、体を開かないことを意識するあまりヒップファーストのままの姿勢を維持することです。そうなると、右肩関節部分は直線的にホームプレート方向に動くだけで、加速していきません。右肩関節部分は円軌道(弧)を描き続けなければ、右腕は加速してゆきません。

重要なポイント

右肩関節部分は円軌道(弧)を描き続ければ、腕を意識して振らなくても球は投げれます。

これは、以下で述べる投球の基本大原則です。

honma

honma_slow

 

honmaside

 

honmaside_slow

 

honmaside4frames

質問のあった点を重点的に解説します。


 まず、最初にお断りしますが、腕の角度をサイドハンドスローに近い角度にするのか、あるいはドジャースのクレイトン・カーショーのように地面にほぼ垂直にするのか、あるいは腕の角度を地面(水平面)と30度ぐらい、あるいは60度ぐらいにするのか等、あらかじめ決めておかないと、前脚の使い方、投球側の腕のテイクバックの仕方等違ってきます。
Hさんの場合は肘を使った投げ方になっており、肘が完全に伸びきる前にボールがリリースされているので、腕の角度という形がないので、参考にするべき投手を決めかねます。上原投手を参考にしたとありますが、どこを参考にしたのか良くわかりません。右腕のテイクバックの使い方でしょうか。上原投手の腕の使い方はクイックで、中学生が最初に参考にするには肩、肘にストレスがかかるので参考にしないほうが良いでしょう。
まずは昔の投手のオーソドックスな投げ方をマスターするのがベストです。最近の投手の投球フォームは怪我をしやすい形になっているので真似はしないほうが良いです。ノーラン・ライアンのピッチングバイブルを読んだことがあるか尋ねたのは、ノーラン・ライアンのピッチングバイブルに書いてある投球フォームを参考にすると怪我をしやすい(松坂投手のように)からです。決して投球フォームについては参考にしないでください。この本は参考にしている指導者の元では怪我をしない投手は育たないような気がします。その他のトレーニング、栄養学等は参考になるのかもしれませんが、私は読んでないのでなんとも言えません。

以下は無料会員登録している方のページになります。


以下は有料会員登録している方のページになります。

s2Member®